在宅で年収500万円を目指す社会不適合者、
ちゅい です。
本日は私のWebサイトにお越しいただき、ありがとうございます。
本記事では、副業で在宅ワークを始めた頃の私が、焦って飛びついて失敗した案件選びと、失敗から学んだポイントについてお話しします。
私がクラウドソーシングでその案件を見つけたのは、今お世話になっているオンラインスクールに通い始めて2ヵ月目。
毎日一生懸命学んでいるものの、元々自己肯定感が底辺の私は、学んだスキルを活かせる自信がなく、既存のスキルで案件を探していました。
唯一、自分で「人並みに出来る」と感じられたのは、10年続けている事務仕事。
しかし、事務系のスキルが活かせる「オンライン秘書」系の案件は、日中に2時間以上の稼働が必須のものが多く、
私は日中フルタイムで働いているため応募できない、という状況でした。
とはいえ、「稼働時間問わず」の案件を見ても、求められるスキルが合わず、
見ては消し、見ては消し…を繰り返す日々。
そんなある日、たまたま開いた「データ分類・カテゴリ分け」の案件(出来高制:1件〇円系)に目が留まりました。
私が「自分でもできるかも?」と思ったポイント
- 好きな時間に稼働OK
- スプレッドシートが使える方
- 週15時間程度
- マニュアル通りにカテゴリ分けする作業
- 専門知識が無くても、だんだん慣れてくるからOK
- まずはトライアルから可能
「これだ!」と思い、その日のうちに応募。
その後トライアルを経て、無事継続契約をすることになりました。
しかし、契約後に「自分の想定が甘かった」ことを思い知ります…。
- 募集内容と実際の作業のギャップの具体例がわかる
- 案件選びで注意すべきポイントがわかる
- 在宅ワークに興味がある
- 初めての案件選びに不安がある
- リアルな失敗談から学びたい
上記に少しでも当てはまる方は、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
時給換算○○円!?

私が想定を見誤った案件で月に稼いだ金額は、一番稼いだ月でも6,200円。
稼働時間は、在宅副業のみで月45.5時間だったため、
クラウドソーシングサービスのシステム手数料を引くと、なんと時給換算106円。
さらに当時は、在宅副業の他にも動画学習やセミナー聴講、自身のInstagramの投稿作りなどもしていたため、その時間も合わせると、月170時間。
そこに本業も足したら…考えたくないですね。
そんな中で、いくら「最初は低単価でも実績を積むことが必要」とはいえ、休日返上・睡眠時間も削りながら、時給が本業の1/10以下という事実に頭を抱えました。
「そんなに時間使ってそれしか稼げないの!?」と驚かれた方もいるかと思いますが、この結果は「私の想定が甘かったがゆえに招いた事態」であり、在宅副業をする全ての人がこうなる訳ではありません。
むしろ、これから在宅副業を始める方が私のようにならないために、これから話すことを参考にしていただければ幸いです。
想定以上に リサーチ に時間を取られる

この時の案件は、未経験の業種だったため、必要な専門知識がほぼない状態で業務を開始した私は、
カテゴリ分けをしないといけないのに、「 “カテゴリ名” がどんな商品を指すのかわからない」というところからのスタート。
そのため、リサーチで予想以上に時間を費やすことになりました。
「そんなのトライアルの時点でわかってたことなんじゃ…?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、
トライアル時点
- そもそも量が少なかった(2日で10件)
- 初めての業種のため、時間がかかるのはしょうがないと思っていた
- 検索ページ内にヒントが多かった
- 分からないことは、AIを使って調べてどうにかなっていた
- 興味のある業種に近い業種だったため、ワクワクが勝った
などの理由から、当時の私は「このくらいなら大丈夫」と思ってしまったのです。
しかし、実際の案件を開始したところ、量が増えた(7日で30件)のはまだ良かったのですが、必要な知識の難易度もUP。
カテゴリ分けの前提条件をリサーチする時間だけで、週15時間想定のうち10時間以上使っていました。
まだあまり上手に活用できず、劇的に短くはなりませんでした。
想定したよりスムーズに業務が進まない

本契約で1回目の納品を終えた後、クライアントから「別の業務を頼みたい」と打診がありました。
今までの業務と打診された業務の違い
- 単価:1行30円
→ 1行20円 - 内容:商品に合うカテゴリを探す
→ カテゴリに合う商品を紐づける - 目標:7日で30行
→ 7日で50カテゴリ、1カテゴリに複数行紐づけ可能
いろいろな経験を積みたいので、やらせてください!
…この時の想定が甘かったと気付いたのは、実際に作業を始めて数時間経った頃でした。
実際始めてから、「一生懸命カテゴリの意味を調べても、該当する商品が登録されていない場合もあり、カテゴリの意味を調べた分の時間がほぼ無駄になる」ことが判明。
専門知識がある程度ついている方であれば、ここまでにはならなかったと思うのですが、
私の場合、
- カテゴリ名の意味(どんな製品を指すか)を調べる
- 該当しそうなキーワードで商品を探す
- 商品を見つける(該当商品がなければ、別のカテゴリに変えて①からやり直し)
- 見つけた商品が、自分が紐づけたいカテゴリ名に一致するのか、また調べる
- ある程度一致が確認できたうえで、やっと入力
という手順でやっていたため、必要以上に時間がかかり、週によっては20時間近く取られることもありました。
上記の手順にある、「該当商品がなければ、別のカテゴリに変えて①からやり直し」がなければ、ここまで疲弊することもなかったかもしれません。
しかし、「商品の登録が追い付いていない」「簡単なカテゴリは既に必要数の紐づけが完了済」などの理由から、
実際リサーチした半分以上のカテゴリがやり直しになり、小さな達成感が得られないまま次のカテゴリを調べないといけないことから、どんどん疲弊していきました。
そんなこんなで、自分のミスが招いた結果に疲弊してしまった私は、この案件の継続が困難になり、契約終了という不甲斐ない結果に終わりました。
自分を守るために気を付けたい3つのポイント

以上の失敗から、私が学んだことは3つ▼
- 使える時間を把握する
- トライアルの所要時間を記録する
- 受注前に改めて条件を確認する
①使える時間を把握する
いざ言われると、「そんなの当たり前でしょ?」と思うかもしれませんが、
私のように焦って探すと、案外「このくらいなら…」とスルーしてしまうところなので、注意が必要です。
(他が30~40時間とかで見慣れてしまうと、「15時間ならいけるんじゃ…?」と勘違いするのもあります。)
それに加え、案外見落としがちなのが「休憩時間を計算に入れたかどうか」。
計画を立てる時は、しっかり「休憩時間」も入れた上で計算することをオススメします。
案件の募集内容に書かれていた「週15時間程度」×4週の、月60時間に達していません。
本来週10時間程度しか使えないところを、週15時間の案件に挑戦してしまったら、そりゃ疲弊もしますよね…。
②トライアルの所要時間を記録する
この時に注意したいのが、ただ時間を記録するだけではなく、その時の状況(体調・テンション・他のタスクにかかる時間など)も合わせて記録すること。
私のように「自分に合うか心配…」と思う方は、トライアルやテストがある案件に応募することで、最初のハードルを下げられるのでオススメですが、
実際やってみると、私のように「案外出来そう!楽しい!もっとやりたい!」となってしまい、その場の勢いで受注することも考えられます。
私のようにならないよう、案件を正式に受注する前に一度冷静になり、時間と状況を整理してから案件を受注することをオススメします。
③受注前に改めて条件を確認する
私の時のように、トライアル時と本番では、納品頻度・件数が違うことがあるため、
ここで確認を怠ると、「思ってたんと違う…」なんてことになりかねません。
そんな事態を防ぐためにも、受注前や業務の変更前には、必ず条件を改めて確認し、
その条件と自分の使える時間を照らし合わせた上で、受注するかどうか判断しましょう。
成長のために頑張るのはとてもいいことですが、身体を壊してしまっては元も子もありません。
いきなり「すごく頑張る」のではなく、「ちょっと頑張る」を続ければ、過去の自分がすごく頑張らないと出来なかったことが、いつの間にか普通に出来ていることもありますよ。
最後に

本記事では、副業で在宅ワークを始めた頃の私が、焦って飛びついて失敗した案件選びと、失敗から学んだポイントについてお話しいたしましたが、いかがだったでしょうか?
まとめ
- 私が時給換算106円になってしまった理由
① リサーチ時間の想定ミス
② 業務手順の想定ミス - 自分を守るために気を付けたい3つのポイント
① 使える時間を把握する(休憩時間も計算に入れる)
② トライアルの所要時間を記録する(他のタスクやテンションも記録)
③ 受注前に改めて条件を確認する(テンションや雰囲気に流されない)
今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
このWebサイトでは、
「『出社するのが当たり前』の日本で、生きづらさを感じている人たちに、在宅で年収500万円稼いで生活と心に余裕が持てる未来を届ける」
というコンセプトで、在宅ワークに関する情報を発信しています。
今後も、「私が実際学んできたこと」「取り組んでいく中で失敗したこと」など、様々な記事を書いていく予定です。
そして私のように「社会不適合者だから」「地方だから」「事務しかできないから」と人生を諦めかけている方々が、「自分でもできるかも」と思えるようなきっかけになれたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。